2006年05月14日

21 天国と地獄(櫛田川2)

水位:0.32m(田引) 気温:21℃(粥見)
天気:晴れ時々曇り晴れ曇り 区間:赤桶堰堤〜向粥見
メンバー:トバヤンさん、かわピーさん、石太さん、ダテオさん、さなまる&かずまるさん


 今日は増水気味の櫛田川を下ってきました。
今回はトバヤンさんを筆頭に、約半年ぶりの石太さんにかわピーさん、2年ぶりのだてお氏に初めましてのさなまる&かずまるさんといった構成。
 小さな川に7艇が浮かび、しかもうちポリ艇はかずまる氏の1艇だけで残る6艇はみなダッキーという、珍しい光景。

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 普段下る水位より30cm弱増えただけなのですが、川相は随分変わってました。全体的に流れが強くなり、瀬のパワーはいつもと比べて50%増。瀬と瀬がつながって長くなり、瀞場がなくなってます。つまり、かなり嬉しい川相になっているのです。しょっぱなからにょほほな楽しい瀬が連続。

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 今日という日を一言で言い表すのなら、「天国と地獄」でした。続きを読む

ニックネーム ラナ父 at 22:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 近畿>櫛田川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

10 三寒四温(櫛田川1)

水位:-0.03m(田引) 気温:6℃(粥見)
天気:曇り時々晴れ時々雪晴れ曇り雨雪
区間:赤桶堰堤〜野々口沈下橋 メンバー:ソロ


 最高気温が17℃まで上昇した日があったかと思えば、最低気温が氷点下2℃まで下がった日もあり、三月はロット在庫の変動グラフのようにとかく寒暖の差が激しい、いわゆる三寒四温と呼ばれる季節なのですが、残念ながら今日は寒いほうの日に当たってしまいました。

 大阪の朝の天気は曇り。まあ当初は雨の予報でしたから、降らないだけでもよしとしましょう。国道369号から166号・伊勢街道へ入って松坂方面へ。目指す先は櫛田川です。
 ちなみに166号に入ってから高見トンネルを抜けてしばらくまでの約25kmの間、前を誰も走っていませんでした。この伊勢街道、悪路なんかではなく、かなりキレイに整備された立派な国道です。経済性や環境面を考えると大いに問題ありなのですが、しかしそのおかげで自宅からたったの2時間半程度で目的地に到着してしまいました。

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 プットインの赤桶堰堤にフネを下ろした後、野々口の沈下橋付近にクルマを停めて、今日は一人なので自転車で回送を開始。よく考えたら単独行は久しぶりです。併走したラナはかなり暑かったようで、プットインに着くなり水たまりにドボン! あの、まだ3月なんですけど…。

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 プットイン地点に戻ると、異変が起こっていることに気付く。
 なんと、川が濁流に…!!

 到着時点のプットイン地点(11:20)

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 回送終了時点のプットイン地点(12:10)

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 驚愕の出来事でしたが、ある種の予感めいたものはありました。
 車道からではよく見えなかったんですが、田引トンネルの手前、すなわち赤桶堰堤のバックウォーターにユンボが入っていて、濁りが入っているのが目に入っていたからです。
 だからこの変わり果てた姿を実際に目の当たりにしたとき、驚愕の次に、ああ、やっぱりか、という諦観が湧き上がりました。釣り師が確実にいないからいいかもとも一瞬思いましたが、気持ちはドン引きです。やっぱりキレイな川でないとテンションは上がらないなあということに今更ながら気付くのでした。

 しかも死者に鞭打つがごとく、広がっていた青空はいつの間にやらすっかり失われ、どんよりとした空模様に変化し、雨に混じって白いものがちらつき始めました。
 おい、雪かよ…。

 今日は苦行かあ…、と割り切ることにして漕ぎ始める。
 しかし、300mも漕ぐと水の色が黄土色から青緑色に変わり、徐々に回復しているではないですか。500mも漕ぐとささ濁り程度にまで回復しています。

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 推定時速は500m/hくらいでしょうか。思ったより汚染のスピードは遅いようで、あっさり追い抜いてしまったようです。1kmも漕ぐと元来の清洌な流れに。

いつの間にか天気も回復していて、再び青空が広がっていました。陽射しが暖かくて、とても気持ちがいい。さっきまでの濁流や雪がウソのようです。

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 先ほどの悪夢をすっかり忘れていた頃、再びパラパラと雨が降り出し、今度は風が出てきました。ゴウゴウと吹きつけてくる風ではなく、一瞬ですが重い、強烈な突風です。
 ダッキーがあっという間に岸に押し寄せられる。ダッキーは言ってみれば水面に浮かぶ発泡スチロールみたいなもので、風沈という言葉が存在するくらいに風に弱いのです。
 水面に紋様が現れたのを合図に、風上にまっすぐフネを向け、前漕ぎでやりすごす。ウェーブに向かうときと原理は同じです。

 風に負けじとひーこら漕いでいると、また雪がちらついてきて、空がどんよりとした暗い色に変わり、一気に寒くなってきました。刻一刻と天気が変わり、気温が変動するさまは、三寒四温を1時間単位でやられている気がします。

 ちらつく雪の中、野々口の沈下橋に到着。

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 水量が少ないときはここから下流を下るのですが、写真の通り、えらいことになっていました。

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 あと半日もすれば、私が下ってきたた区間もすべてこんな色になってしまうのでしょうか。

 ちなみに帰りの高見トンネル付近は−1℃と表示されていました。一部吹雪いているところもあったし。寒暖の差が激しい、春らしいといえば春らしい一日でした。
ニックネーム ラナ父 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿>櫛田川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする